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キアゲハ通信No.030-「It’s Key Hospital.」

2014.05.26 更新

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「It’s Key Hospital.」

院長 西田 善彦

 ようやくこの4月に病院の増改築が完成いたします.病院新築のプランが出てから足かけ4年近くかかりました.とてもお目出たいので今回のダジャレのようなというかダジャレそのもののタイトルをお許し下さい.

 “It’s Key Hospital”これはイッツキーホスピタルと読みます.勿論,伊月ホスピタル(=伊月病院)をかけたものです.英語の文法からすると間違っていて”It’s”と”Key”の間に冠詞の”a”か”the”が入るはずです.しかしこの”Key”という単語にはすごく良い意味が含まれているので私は敢えて今年の新年の朝礼で職員さんたちの前で披露しました.その”Key”の意味ですが,辞書で調べてみますと1)鍵とか解決の答え,2)重要なもの,3)定冠詞の”the”が付いていると要所とか関門,4)声の調子とか調律,などいろいろな意味があるようです.伊月病院の行動指針は5つからなりますが,その内の1つに「専門性を持ちかつ全人的な医療も出来る病院を目指す」という目標があります.”Key”の持つ意味は正しくこの目標に相通ずるものがあります.すなわち伊月病院は,昭和52年に伊月先生が徳島市東船場で伊月内科として先生の専門である胃腸科を中心に開業されて以来,理念の中核でかつ医療法人の名前の由来でもある「一期一会」の精神にのっとって内科全般にわたって診療して参りました.そしてその診療圏は徳島県全域のみならず兵庫県の淡路島にまで及んでおります.一方,私は平成10年8月から伊月病院に奉職し,徳島大学での経験を生かし新たに神経内科を中心に診療しております.これから先も,患者様にとって「ここに来れば何とかなる」という解決が得られる重要な鍵のような病院,あるいは最後の砦のような病院になれるようスタッフ一同で頑張ってゆきたいと考えております.

 カラオケではキーをはずして声が裏返ってもご愛敬ですが,診療ではそのようなことがないよう気をつけますので今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます.

(院内広報誌「なんきんまめ No.57(2005.3.10)」に掲載)
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