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キアゲハ通信No.050-「早いもので・・・」

2014.09.29 更新

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「早いもので・・・」

院長 西田 善彦

 早いものでこの連載を開始して50回目,2ヶ月に1回なので100ヶ月がたちました.早いものでというと私がボストンに留学したのは1989年6月ですから,もう19年も前のことになります.そしてそのボストンへこの夏,当院から島津秀紀先生が留学されました.同時通訳が出来るくらい英語に堪能な先生ですからきっと立派な業績を上げて帰って来られることと思います.

 さてそのボストンは今,大変なのです.以前に書いたように米国4大スポーツのうち野球の優勝に続いて,バスケットボールで没落していた名門セルティクスが22年ぶりに見事17回目の優勝を果たしたからです.昨シーズンのセルティクスは24勝58敗で30チーム中ダントツの最下位でした.このままではこれから10年たっても優勝は無理だといわれていたところ,チームの半数以上をトレードに出し,かわりにガーネットとアレンという2人のスーパースターを獲得しました.この2人にピアースというチーム生え抜きのスーパースターを加えて新ビッグ3を結成し,80年代半ばの黄金時代の再来をもくろんだのです.しかしその一方では,有望な若手を切り捨てた30代のベテラン選手の寄せ集めでは質量ともに戦える戦力ではないと酷評する人もいました.ところが今シーズンの開催とともにそれは間違いであることが分かりました.序盤から連戦連勝で最終的には66勝16敗と圧倒的な1位となり,さらにはプレーオフでも圧勝の上,チャンピオンになったのです.

 このようにチームは予想以上の好成績を残したにもかかわらず,驚いたことにビッグ3の個人成績は3人とも前年より落ちていたのです.ビッグ3は自分中心のプレーを避け,一緒にプレーする選手にチャンスを与えことにより昨年の控え選手をこの1年で大きく成長させてたのです.これこそが本当のチームケミストリー(化学反応)だと思います.出来れば伊月病院でもこのような化学反応を起こしたいものです.

(院内広報誌「なんきんまめ No.77(2008.7.7)」に掲載)
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