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キアゲハ通信No.072-「AKB48」

2015.03.02 更新

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「AKB48」

院長 西田 善彦

  AKB48と言えば今や国民的アイドルとも言うべき存在で,ご存でない方はいないと思うほど活躍中です.その彼女たちのデビューは2005年と言いますから実はもう6年も前のことで,当初は1期生の20名で秋葉原の劇場でスタートし,現在(平成24年2月)では90名の大所帯となっています.さらにこのほかにも姉妹グループが大阪・名古屋・博多など各都市にあるというから驚きです.

 その彼女たちをプロデュースしているのは秋元康氏といいますから,私は今からもう30年近く前に同じく秋元氏がプロデュースしたおニャン子クラブのことをついつい思い出しました.こちらの方は女子高生を中心に50名余りのグループでどこにでもいそうな素人っぽさを売りにして,それまでのアイドルとは異なる魅力で主に中高校生の男子生徒に人気を博して一世を風靡しました.しかしその活動期間は85年から87年にかけてのわずか2年半でした.それで今回のブームもやはり短命かと思っていたのですが,どっこい違っていたようです.AKB48のデビュー当初は,「会いに行けるアイドル」をモットーとして,やはり素人っぽい親しみやすさを売りにしていたようですが,今回はそれに「共に成長するアイドル」というキーワードが加わったようです.彼女たちは,歌やダンスだけでなく,ドラマに司会,さらに楽器演奏と少し拙いようですが,どんどんといろいろなことに挑戦して活動の幅を拡げていっております.勿論,総選挙やじゃんけん大会を開いて主要メンバーを決めるなど絶えず新しい趣向を凝らしてはいますが,やはり応援するファンも一緒になって成長しようと訴えているように思います.だから男子のみならず女子にも人気があるのだと思います.

 AKB48の活躍と進歩を見て,進化するために自分を絶えず変化させていく努力の重要さとそれを導いて行く指導者の役割の大きさについて痛感しております.

(院内広報誌「なんきんまめ No.99(2012.3.15)」に掲載)
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